デスク

レンタルオフィスでは実現できないさまざまな利用法が、貸し会議室にはあります。

会議をしたいときだけ借りる、というのが代表的な使い方ですが、他に身近な使い方といえば、セミナーや習い事の教室に使うことができます。毎日使うわけではないですから、やはり貸し会議室がお得だということですね。
就職説明会や採用試験においても、多くの就活生を収容する必要がありますので、貸し会議室が使えます。

テレビでよく見る使い方としては、各種会見があります。謝罪会見だと「縁起が悪い」としてホテルでは行えないことがあるので、その代わりに貸し会議室を使うのです。

デスクで仕事する男性

利用する側にとって貸し会議室がどれだけ便利かというのは前のページで解説しましたが、では、提供する側からはどういった見方がされているのでしょうか。

なんと、同じ設備でも、賃貸オフィスやレンタルオフィスとして貸し出すよりも、時間区切りで貸し出す貸し会議室サービスの方が倍以上もの収入を見込めるのだといいます。
しかも、デスクとチェアを用意さえすればわりと簡単に開業でき、さらに景気の低迷により東京のオフィスの空室率はリーマン・ショック以前の三倍にもなっていますから、空室の有効利用の意味もあり、会議室の貸し出し業に注目が集まっているようです。

また、新しくビルを建てる際、貸し会議室用のフロアを用意すると容積率の規制が緩和されます。
貸し会議室は不特定多数の人間が出入りする「公共の場」という扱いになるので、同じ敷地面積から、より広い総床面積を得ることができるのです。

黒板のある部屋

賃貸オフィス、レンタルオフィスはそれなりの長期を見越した貸し出しサービスですが、貸し会議室は時間単位で貸し出すサービスになります。

どんなときに貸し会議室を使うのかというと、もちろん会議をするときなのですが、たとえば、社外の人間も交えて会議をする際に使えます。近年はビルのセキュリティも厳しくなってきており、社外の人間を社内に招くには少し気を遣わせてしまうという場合に有効です。
また、社内にわざわざ大きな会議室を用意せず、省スペースにするためにも使われます。会議室なんて常時使うわけではないですから、使うときだけ借りるスタイルの方が経費の削減になるわけですね。
こういった貸し会議室の利用は増える傾向にあるようです。常に必要でないもの、本来の業務でないものはどんどんアウトソースしていく時代、こういった細かい節約が会社を成功させるコツなのかもしれません。

白いビル

手軽に始められるレンタルオフィスですが、もちろん、デメリットもあります。

まず、初期費用が安いとはいえ、条件次第によっては、結局賃貸オフィスの方が安くなるといった場合があります。その点は詳しく見極め、会社が軌道に乗ってきたら賃貸オフィスへ引っ越しする、という長期的な戦略が必要になるでしょう。
また、レンタルオフィスでは信用を得にくいという欠点もあります。資金調達能力がない、ということを公言しているようなものですからね。

次は、貸し会議室についてです。